開会中の小樽市議会第4回定例会の厚生常任委員会(13日)に、市の病院局から提出された資料から、新市立病院の発注工事・財源が明らかになった。
市立2病院を統合新築する総額137億5,000万円の建設工事の発注予算・財源内訳によると、新築工事99億5,600万円、システム業務4億円、医療機器発注業務28億円、事務費・実施設計2億5,000万円。これらは、耐震化交付金・起債対象とされている。
これら以外は、医療コンサルタント業務委託2,500万円、什器・備品発注業務2億円、移転業務5,000万円、基本設計・事務費6,900万円の計3億4,400万円は、繰入金で充当することにしている。
総額137億5,000万円のうち126億円が企業債による借金となっており、この巨額借金が、次代の小樽市民の肩に重く圧し掛かってくることになる。
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