「フリマあいこう会」によるフリーマーケットが、11月22日(火)〜23日(水)10:00から15:00まで、アトリウム(旧丸井今井通路・稲穂1-4)で開かれている。
平成6年より、小樽市生活環境部が「おたるフリーマーケット市民の会」として立ち上げ、リサイクル活動に関心のある主婦やグループが集まり活動してきたが、昨年解散し、「フリマあいこう会」として、現在も4月から12月にアトリウムにて不用品の再利用とゴミの減量化を目指して活動を継続している。今年の2月・3月は、美術館で開催し、現在54団体が加入している。出店料は1,000円。
あいにくの寒さの中、10グループが店を出した。いつもより少なめの出店だったが、明るい笑顔で接客をしていた。ネックレスやブローチなどのアクセサリーを500円で販売。陶器や衣類、着物、掘り出し物もある。
余市から来ているフリーマーケット歴10年の中野さんは、「今日は寒くてカイロを貼ったり厚着をしたり、防寒対策をしてここへ来た。以前は、丸井の地下でも開いていた。普段のアトリウムは、人通りも無く、寂しい。少しでも人が通るようにとの思いもある。マフラーを20本用意したが、3本だけ残った。防寒具が売れている。仲間とはみんな仲良しで、身内のようで楽しみながら開いている。友達からフリマに使ってともらった物を出店したり、品物を集めに札幌へも行く。取りに来てと頼まれたり、品集めに回っている」と話す。
代表の鏡幸子さんは、「ボランティアグループが活動資金のために開いたり、家庭の主婦が手編みの物を販売したり、楽しんで作った物を楽しく買ってもらいたい。ゴミになろうとしている物が、再利用されている。お客さんも売る人も楽しくできる事が良い。どなたでも参加できる」と言う。
次回は、12月23日・24日 アトリウムにて開催を予定している。