降り積む雪の中 冬の交通安全運動

 平成23年度冬の交通安全運動が、11月16日(水)から25日(金)までの10日間行われている。
 降り積む雪の中、11月21日(月)14:30から、フードセンター小樽(稲穂5)で、市立色内小学校全校児童137名が、交通安全を願い書いた手紙と啓発物を、各学年の代表委員と児童会運営委員の17名が代表して、歩行者に配布し、交通安全を呼びかけた。
 同小学校では、恒例行事となり、毎年2回行われ、夏には消防署手宮支署前で、ドライバーに直接手紙を渡し、安全運転を呼びかけている。
 小樽警察署や小樽交通安全協会、小樽市生活環境部生活安全課の協力により、3班に分かれて、フードセンター1階入り口とエスカレーター前、2階ではツタヤ入り口で、それぞれに手紙を持ち「交通事故にあわないようにお手紙を書きましたので読んでください」と声をかけ、歩行者に手渡した。
 児童会運営委員長の中川あやさんは、「沢山の大人に助けられて交通安全運動を行う事ができた。みんな事故にあわないようにと考え、手紙を書いた。緊張すると思ったけど、受け取ってもらえて嬉しかった」と話した。
 1年生が書いた手紙には、「うんてんしゅさんへ スピードをださないでね。じこをおこさないようにしてね。子どもにきをつけてください」と、安全運転へのメッセージが込められていた。
 児童会運営委員の長谷川悠斗くん(4年生)は、「緊張したけどみんなに渡せて嬉しかった。歩行者のみんなに交通事故が起こらないように手紙を書いた」と話した。
 同小学校の安井能彦校長は、「137人の手紙を預かって代表して渡したのだから、雪も降り、ますます危険になるので、自分達も事故に会わない様にしたい。今日のレター作戦ができた事で、協力してくれた沢山の方々に感謝したい」と話した。
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