平成23年度小樽市青少年育成功労者等顕彰式が、11月17日(木)11:00から、小樽市役所(花園2)別館3階第1委員会室で行われた。
青少年育成功労者とは、市内各町内会にある青年部で10年以上活動を続けた人で、8月末までに、各町内会長に推薦を募り決定する。
今年度は10名が選ばれ、貞村英之副市長から表彰状が手渡された。
貞村副市長は、「10年以上の長きにわたり、元気にのびのびと過ごせるよう、地域や子ども会などにおいて様々な行事を企画し、その運営に尽力した指導者や、補導員として愛の声かけ運動に参加し、多くの子ども達の非行防止に尽力をもらった。少子高齢化や核家族化が進み、地域社会における子育てや青少年育成機能といった、昔ながらの地域力が弱くなったといわれる中、人々の生活スタイルが多様化し、子ども達の生活環境が複雑になる中で、今後は、社会全体で青少年育成を進めることがますます大切である」と感謝の言葉を述べた。
受賞者を代表して三浦文夫さんは、「それぞれの立場で青少年の健全育成や、善導活動に力を尽くしてきたと言われたが、まだまだ力量不足である。思いがけない受賞に微力ではあるが、これまでの経験を活かし、地域の牽引役となって、心豊かにたくましく生きる力を持った青少年の育成に取り組みたい」と述べ、受賞者全員で記念撮影を行った。