ローソク岩で釣り人孤立 小樽海保がヘリで救助


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 小樽市在住の男性2人を含む釣り人4人が、天候の悪化のため、余市町のローソク岩で孤立し、陸に戻れなくなったとの118番通報が、11月6日午前4時42分頃にあり、小樽海上保安部では、巡視船やヘリコプターを救助に向かわせ、同日午前7時15分から31分までの間に、無事救助したと発表した。
 海浜事故にあったのは、小樽市2・札幌市1・石狩市1の30才〜40才代の成人男性4名。5日午後2時頃、余市町島泊漁港から、自己所有のゴムボートでローソク岩に上陸し、6日朝までの予定で魚釣りをしていたところ、天候が悪化し、陸に戻ることができなくなったため、118番通報で救助を求めた。
 一報を受けた第一管区海上保安本部と小樽海上保安部は、巡視船「すずかぜ」(小野昌則船長)、千歳航空基地所属航空機MA866(甲村賢司機長)、函館航空基地所属ヘリコプターMH755(鈴木大機長)、巡視船「ほろべつ」(相馬文良船長)所属の潜水士及び陸上班を出動させた。
 この結果、事故者4名は、ヘリコプターにより、6日午前7時15分から31分までの間に、全員が吊り上げ救助された。いずれもケガ等は無く、健康状態に異常はない。救命胴衣は全員が着用していた。
 現場海域の気象は、くもり、北北西の風8m、気温10度、水温14度。(資料・写真提供:小樽海上保安部)