高島町会文化祭 文化に親しむ町民作品並ぶ


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 「第10回高島町民文化祭作品展」と特別展示「高島の思い出館」が、10月28日(金)から30日(日)まで、高島会館大ホールにて開かれている。主催は高島町会。
 今年で10年目を迎える文化祭作品展は、高島町民やかつての高島町民、故人、70名による270点の作品が出展されている。作品の種類も多く、絵画(油絵・水彩画・日本画・ちぎり絵・切り絵・クレパス画・イラスト)、手芸(押し絵・木目込み・刺繍・裂き織・パッチワーク・ビーズ織り・人形・編み物・ステンシル・布絵本)、工芸(木工・工作・木彫り・鉄道模型)、陶芸、写真、書道、盆石、演芸、生け花、小学生作品、その他(高島郷土館ホームページ・手作りの本・歌集)などの作品を展示。

 作者がそれぞれに丹精込めた作品ばかりで、大変見ごたえのある文化祭である。
 老人クラブ会長の中江耕策さんは「今年10回目で、出展数が一番多い。それだけ町民が熱心になってきている。町会は、活動が活発で、七夕祭り、盆踊り、あんどんパレード、花火大会、子ども餅つき大会と、一年を通して活動している」と話す。
 バリ島での海中写真を出展している寒川純一さん(72)は、「6年前にバリ島へ行った時のもの。泳ぐのが好きで、もっと長く潜りたいと思い、豊井浜のダイビングスクールで学んだ。スキューバライセンスを取得し、8年前より海中写真を撮っている。今までに160回潜水経験がある。沖縄を中心に撮影し、スキューバのレスキューライセンスも持っている」とはつらつと話す。
 実行委員長でもあり高島町会長の大黒昭さんは、「出展者も高齢化し少なくなりかけていた。電話で連絡し作品を集めると、今までより多くの作品が集まった。佐藤新一さんは、スタッフのためにTシャツまで作り展示している。手作りならなんでも良く、ミニかぼちゃや漁師町なので船の模型もある。文化祭を知り、何か作ろうと町民が意識している。作品を通して仲間と集まって、町民の交流の場になっていることに大きな働きがある」と話していた。
 高島福祉会では、コーヒーショップでドーナツ販売やコーヒーを無料提供している。
 なお、30日(日)には、サケ鍋が振舞われる予定。