桂岡少年少女合唱団に大反響 姉妹都市江西区訪問団の帰国報告



 韓国ソウル特別市江西(カンソ)区へ訪問した小樽市使節団の帰国報告会が、9月28日(水)16:30より、市役所市長応接室で行われた。訪問日程は、9月23日(金)から26日(月)まで。議会最終日を控えた市長・市議会議長・議員は、25日(日)に帰国。
Gangseo1,jpg.JPG 使節団参加者は、市長・市議会議長・商工会議所会頭・日韓友好親善協会会長・道議会議員・市議会議員・日韓友好親善協会会員や桂岡少年少女合唱団など総勢70名。
 中松義治市長より「2泊3日の日程で、大変大きな歓迎を受けた。東日本大震災における観光の様子を話し、韓国より小樽へ来ていただきたいとPRし、観光施設も変わらず安心してくださいと話した。また、文化面での交流では、桂岡少年少女合唱団の綺麗なハーモニーに感心し、オーケストラとのジョイントも素晴らしかった。先々で温かい盛大な歓迎を受け、多くの方々が出席し、親交を深める事ができた。今後に期待できる大きな成果があった」と、帰国報告した。
 横田俊久市議会議長は、「江西区議会を訪問。議員よりいろいろな質問があった。4回も当選する秘訣は何か?や、同行した千葉議員についての珍問もあり、なごやかな雰囲気だった。合唱団の子ども達の笑顔やオーケストラのコラボが素晴らしかった」と話した。
 山本秀明・商工会議所会頭は、「お互いに人間関係を作ろうとしていた。江西区韓日親善交流協議会・宋鎮守(ソンジンス)氏は、日本語が上手で会話には困らなかった。子ども中心に長く信頼関係を作る事で交流を深め、経済交流の発展へつながると良い。合唱団に感動し、指揮者の中島さんの笑顔が素晴らしく喝采をあびていた」
Gangseo2,jpg.JPG 織田恵憲・友好親善協会会長は、「初めて桂岡少年少女合唱団の歌を聞き、打ち合わせの時間がなくてもオーケストラとぴったりと合い感激した。帰国後、宋鎮守(ソンジンス)会長に電話したところ、ぜひとも雪あかりの路へ行きたいと言っていた」
 好評だった桂岡少年少女合唱団・中島良徳氏は、「代表で参加したことに名誉を感じる。練習はかなりハードだった。存分にやろうと、3日間で6回の公演。オープン・アート・シアターに出演し、オーケストラとのジョイントを披露し、漢江遊覧船を待っている間も公演し、船のホールでも公演した。みんなに喜ばれた。やるからには、一生懸命にやろうという思いが報われた。今後も協力したい」と述べた。その後、合唱団が歌と踊りを披露した。
 最後に中松市長は、「江西区は、姉妹都市として提携してるところは4ヶ所あり、中国とは、半年に一度交流があるらしい。子どもを通じて交流し、人間関係を作りながら経済交流へつなげたい」と述べた。