小樽市議会建設常任委員会(高橋克幸委員長)は、9月20日(火)の委員会で、小樽市住宅リフォーム助成条例を26日(月)の本会議に提出することを全会一致で可決した。常任委員会提案による条例制定は、小樽市議会で初めて。
常任委員会による条例制定は、2005年の地方自治法の改正で可能になった。建設常任委は、市議会初の常任委員会提案を目指し、改選前から勉強会を重ね、改選後は先進地の視察を行い研究を続けた。
小樽市住宅リフォーム助成は、「住宅のリフォームに要する費用の一部を助成することにより、住宅の改修を促進し、環境負荷の低減及び省エネルギー化の促進、安心・安全で快適な住環境の整備並びに市内産業の活性化を図る」ことを目的としている。
市には住宅リフォームの無利子融資制度があるが、今回の助成は、返済の必要がない補助金を交付する制度。対象は、市内建設業者が行う住宅の改修工事、住宅の増築、改築、修繕及び模様替えなど。省エネ改修工事も含む。
建設常任委では、本会議での提出後、対象業者や補助率などを盛り込む規則を策定し、来年度からの施工を目指す。