創立100周年を迎えた、地獄坂にある小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)の緑丘が、大いに盛り上がっている。
商大では、7月8日(金)~10日(日)の3日間の日程で、第59回緑丘祭 with 緑丘百周年祭が開かれている。100周年とあって、例年にない力の入れようで、9日(土)には、多くの市民もかけつけた。
11:00から体育館で、「小樽商科大学緑丘100周年記念祝賀会」が開かれ、約1,000人の関係者らが集まって、100周年を祝った。壇上には、女性応援団長をいただく応援団の演舞が披露され、会場には、牧香緒里団長の澄み渡った高い声が響き、祝賀会に花を添えていた。
大学構内には、各ゼミや各部の露店が立ち並び、ビールやおつまみ、焼そばに焼肉などが並び、学生たちが懸命に売り込みをかけていた。
ビール片手の卒業生は「生きて100周年に参加できるとは、思ってもいなかった。昔の学生の頃の思い出がこの緑丘にはいっぱいあって、本当に懐かしい。これからも頑張って、北に一星ありと世間に知らしめて欲しい」と話していた。
構内では、記念撮影をする人も多く、普段は静かな学究の場も、大いに盛り上がっていた。緑丘祭の開催中は、小樽駅から無料バスが運行されている。