小樽市内の弁護士・税理士・社労士・行政書士・社会福祉士等の専門家や情報・教育・建築・マスコミ・広告などに従事する人15名が集まり、「小樽ソーシャルネットワーク」(福島正紘理事長)を設立した。
6月16日(木)に設立総会を終え、今後、特定非営利活動法人(NPO)としての認可を受け、9月にも正式に発足する。6月21日(火)に記者会見を開き、その概要を明らかにした。
同ネットワークは、小樽及び後志の地域情報化を進めることを主たる目的としている。地域の暮らしに役立つ講座「まちかど大学」の開催、情報誌「きとうと」の発行を事業の柱として、そのときどきの地域のニーズに合わせた地域住民のための福祉、観光、まちづくりなどの地域活性化に向けた活動をすることにしている。
これらの活動を、インターネット上の「小樽地域SNS」をプラットフォームにして、デジタルな情報として、市内外に発信し、さらには、小樽市内で活動する他団体との連携もプラットフォーム上で行う予定にしている。
同ネットワークの特別会員でオブザーバーを務める小樽商科大学・大津昌准教授は「一昨年から商大で勉強会を7〜8回続けてきた。大学が地域にどう貢献できるのかを考える中で、学生が街でいろんなことをやっており、勉強会にも若いメンバーに入ってもらい、小樽のネットワークを生かし、地域SNSを立ち上げ、事業化できることを考えた。大学もプラットフォームをつくるお手伝いができる」と話した。
小樽ソーシャルネットワーク発足記念イベントとして、7月30日(土)午前11時から、小樽まちかど散策と記念セミナーを、小樽GOLD STONE(色内3)旧澁澤倉庫で実施することにしている。
さらに、9月にNPO法人の認可が得られたら、会員の募集を始めることにしている。
1.設立趣意書 2.NPO構成員 3.事業計画書 4.NPOイベント用資料