17日(日)に告示が迫った小樽市長選を前に、立候補予定者3氏を招き、「小樽市長選挙公開討論会」(主催・北海道新聞小樽支社)が、13日(水)18:00から、小樽市民センター・マリンホールで開かれた。
立候補を予定している、中松義治(前小樽商工会議所専務理事)、森井秀明(元小樽市議会議員)、佐藤静雄(元衆議院議員)の3氏が、約300人の市民を前に、それぞれの公約・政策を軸に舌戦を展開した。
最初に、3氏のスピーチがあり、市長選に臨むそれぞれの想いを語った後に、少子高齢化への対策・経済の活性化・地域医療のテーマごとの討論に移った。しかし、討論は、3氏が自身の考えを述べるにとどまり、議論の深まりは見られなかった。
聴衆の市民からも「ちょっと何か物足りない感じだった。3氏の主張が違うのだから、もっと突っ込んだ議論があっても良いのではないか。他の人に遠慮しているのか、熱いものが感じられなかった」と話していた。
市民の関心が薄いのか、会場には3割程度の空席が目立ち、4年前に市民会館で行われた公開討論会よりも淡々とした2時間の”舌戦”に終始した。
なお、3氏の主張や討論内容は、会場で配布された立候補予定者が作成した「訴え」と重複しているものが多く、参考までに下記に掲載する。
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