和太鼓の迫力ある打演が、3月27日(日)13:30~16:00、小樽市民会館(花園5)から響き渡った。
小樽・後志の6団体が一堂に会する「小樽和太鼓フェスティバル2011」。
今年は、おたる潮太鼓保存会・若潮隊(35人)、銭函創作太鼓童夢(13人)、北海道岩内高等学校太鼓局(8人)、和太鼓おたる打々っ鼓(23人)、小樽太鼓衆鼓響(14人)、おたる潮太鼓保存会(32人)の6団体125人が参加した。
小学生を中心とした潮太鼓保存会・若潮隊は、可愛らしい法被姿で力強い太鼓を披露。結成19年目の童夢は、沖縄の団体と一緒に作った曲などを演奏。
岩内高校は、1年2年の8人で出場。日ごろの練習の成果を元気良く発表した。打々っ鼓は、子供から大人までが和気藹々と楽しげに演奏。日本各地の郷土芸能曲に、オリジナル曲を加えた演目を披露した。
鼓響は、14名のメンバーが、形式にとらわれず個性を活かしたステージで観客と一体となった盛り上がりをつくった。客席を埋めた観客たちも大きな手拍子を送り、鼓響と一緒に楽しんだ。潮太鼓保存会は、荒波に立ち向かう海の男の力強さを連想させる勇壮なバチさばきで、会場を熱気に包んだ。
最後には、参加団体の代表メンバー50人が一堂にステージに上り、大迫力の「千人太鼓」を披露。満席の会場から拍手と歓声が響き渡り、太鼓フェスティバルは盛況となった。