小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)の学位記授与式(卒業式)が、3月18日(金)12:30から同校体育館で開かれた。
昼間コース444人・夜間主コース45人の計489人の学生と大学院(修士)51人が門出を迎えた。アントレプレナーシップ専攻修了者には、同校始まって以来最高齢の74歳の男性も。
式の冒頭、学生と大学院生、会場に集まった父母、関係者らで、「東北地方太平洋沖地震」の被災者に対し黙祷を捧げた。この後、袴や着物、スーツの晴れ着姿の卒業・修了生たちは、山本学長から学位記を受け取った。
学長は、同地震について触れ、「わが国未曾有の試練を乗り越えるために、本学の『実学、語学及び品格』という教育方針のもとで学んだ学識と智恵を最大限発揮し、日本という国を世界から称賛される素晴らしい国に復興して欲しい、そうした気概をもって働き、行動して欲しい」と式辞を送った。
同校の今年度の就職状況(3月15日現在)は、昼間・夜間主コース489人の卒業生のうち就職希望者は417人で、401人が内定し、96.2%の内定率となっている。