次期市長選 「中松よしはる後援会」設立総会


nakamatukouenkai.jpg 「中松よしはる後援会」設立総会が、2月1日(火)17:30から小樽経済センタービル(稲穂2)で開かれた。
 中松氏を推薦した小樽商工会議所、自民党、公明党、民主党、連合小樽の5団体と、経済界や各種団体の約40名が出席した。
 後援会長の山本秀明・商工会議所会頭は、「山田市長の4選不出馬の会見を受け協議してきたが、今の経済情勢を見て、街を2分する選挙はプラスにならないと認識している。出来るだけ、皆さんが一致団結して小樽のためになる人を推薦し、出来るだけ小樽の明るい未来を確保出来るように行動して頂くことが必要だと考えた。5団体で協議する批判は認識しており、未来永劫こういう形は良いとは思っていない。
 中松さんは、小樽のために何とかという気持ちを持っている。元気はつらつ酒も強い。車がないから歩いて足腰丈夫。体力がないと気力が湧いてこない。これから選挙の状況どうなるか分からないが、最近の話では、森井さんが立起されると聞いている。対抗馬が決まりつつあるので、皆さんの総意を持って圧倒的に勝たせてもらいたいと思う。票数は市民の支持。勝ちは勝ちだから、やっぱり市民から支持を頂いて勝たせて頂きたい」と挨拶した。
 山田勝麿市長は、「対立候補が決まったようでして、前回、私も闘った人です。市会議員一期やって33歳で立候補して、23,000票を取った。楽観視は出来ない。情熱で引っ張っていくというが、楽観視しないで、選挙はどうなるか分からないので、気を引き締めてやって欲しい。昭和42年に稲垣市長が誕生して、以来44年間、4代にわたり行政出身の首長が引き継いできて、これに異議があり、我々も批判を受けてきた。今回は民間の人が出てくれて良かったなと思う。これから選挙公約なりマニフェストを作ると思うが、継続中の案件がたくさんあり、引き継いでもらいたい。市立病院の統合、学校適正配置、行財政改革は、引き継いでやってもらいたいが、民間らしい公約、経済活性化について従来と違うんだなというものを作って欲しい」と述べた。
 中松氏は、「小樽市は人口が減少し、地域経済が低迷する中、大きな税収の伸びは期待出来ない。平成24年度までの健全化計画が2年早まり、今年度で黒字が見込まれるという話しを承った。山田市長と皆の力の賜物だと敬意を表する。しかし、財政を私なりに見ると、他会計や基金からの借入れを抱えており、これから安定的な行政運営をしていかなければならない。
 安心・安全で住みやすい環境整備が必要で、誰もが安心して心豊かに暮らせるように地域医療体制の充実と子育て支援を推進したい。当面の問題では、市立病院を統合し新築する問題で、これは現在基本設計をつくっており、実施設計、着工と行くが、現在の計画を引き継いで一日も早く病院を完成させる必要がある。
 活力ある地域経済は、企業が活力なくして活性化はない。小樽商工会議所を含めて市内経済界の皆さんと連携し、雇用を創出したい。教育環境の充実にも努めていかなければならない。観光では、クルーズ客船の誘致に力をいれ、観光客の減少に歯止めをかけなければならない。
 山田市長から、マニフェストについて民間らしい発想と言われ、これについてこれから検討していきたい。これからいよいよ本格的な準備が始まるが、力強いご支援をお願いしたい」と協力を呼びかけた。
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