商店街にワックスボウル1,500個 雪あかりの路で商大とコラボ


syoudaiwax2.jpg 小樽商科大学(緑3)の学生たちが、講義の合間を縫って、雪あかりの路のワックスボウル作りに精を出している。
 商大の学生と市内中心3商店街(都通り・サンモール・花銀)との雪あかりの路(2/4~13)に併せたコラボ企画。同大と小樽市の包括連携協定の一環。昨年初めて実施し好評を博した。関連記事1 2 3 4 
 今年は、市の助成金を含め220万円かけ、都通り、サンモール一番街、花銀の3商店街に計1,500個のワックスボウルを設置し、灯りの装飾に力を入れる。
 学生たちは、商店街ごとのチームに分かれ、講義の合間にワックスボウル作りをスタート。初日は、雪あかりの路にボランティア参加する市民や小樽緑のまちづくりの会メンバーが、同大を訪れ、ワックスボウル作りのノウハウを伝授。
 水で膨らませた風船を、大鍋に溶かしたロウの中に入れては上げる作業を約150回根気良く繰り返す。溶かしたロウの温度は70~80℃を保たなければならない。温度が上がり過ぎると解けてしまうため、温度調節が重要となる。ひとつのワックスボウルを作るのに約20分程度かかる。
syoudaiwax1.jpg 同会メンバーらは、約20人の学生の目の前で作り方を披露し、「上げてる時間を長く」、「入れている時間が長ければロウがたくさんつくということはない」、「腕が筋肉痛になるくらい根気のいる作業」などと作業のコツを伝えた。
 この後、学生たちは、各グループに分かれ、何度も何度も同じ作業を繰り返した。予定では、2月4日(金)まで毎日作業を行い、1,500個を完成させる。
 商店街では、ワックスボウル装飾のほか、2月5日(土)・6日(日)、11日(金・祝)・12日(土)・13日(日)の週末の5日間、ホットステーションとして浜鍋やお汁粉の無料サービスを行う。各日先着100名。
 また、クロスワードラリーも開催する。商店街のクイズをホットステーションに掲示し、クリアした人には、2,000円分のスイーツか寿司券又は商店街の500円分商品券をその場でプレゼントする。各日50名。
 今年も、商大生たちが、商店街の活性化のため、試行錯誤を繰り返し、懸命に作業を進めている。