小樽商科大学の地域活性化サークル「小樽笑店」(本間崇史代表・社員22人)が、12月13日、「小樽市民と商大生との架け橋に」を合言葉に「樽笑新聞(たるわらしんぶん)」を創刊。学生たちの心のこもった新聞づくりとユニークな企画内容が市民に受け、話題となっている。
同サークルは、道内外の学生たちが集まって、2008(平成20)年に発足した。経営者の視点を学びながら、ボランティア精神を養い、学生らしいイベントを企画して地域の活性化を目指す。これまで、サンモール一番街商店街での「サンタモール一番街」の企画、雪あかりの路でのイベント運営のサポートをなど、精力的に活動している。
このほど、「商大生には小樽市のことを、小樽市の方には商大生のことを、より知ってもらいたい」と、「樽笑新聞」を創刊。A4版・6ページ。制作費(200部発行)は、42,000円。メンバー(社員)が金を出し合って作り上げた。
商店街で輝いている人や商店街の店、学校のいろんなところ、イケメン商大生などを紹介。メンバーが役割分担し、それぞれの視点で取材。学生らしいユニークな内容となっている。
輝いている人では、都通り商店街振興組合青年部の鈴木創さん(50)をクローズアップ。「イベントの中心人物となり、先頭に立って活躍する姿はまさに商店街の切り込み隊長」と評し、趣味や商大生との関わりなどをまとめている。
イケメン商大生では、今流行りの弁当男子の休日の過ごし方、女性のタイプなどを載せている。
12月24日(土)・25日(日)にサンモール一番街で開催したイベント「サンタモール」で配布した。このほか、JR小樽駅のみどりの窓口や運河プラザなど市内で無料配布中。
葛西紘一副代表(2年)は、「市民の方に聞くと、商大に来たことがないという人が多かった。市民の方にぜひ商大に足を運んでもらって、商大生ともっと身近になってもらいたい」と、学内でも配布している。
年3回の発行を予定している。次回は4月頃。
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