「バチ、バチバチ」。恐い静電気を楽しむ小樽市総合博物館(手宮1)のミュージアム・ラウンジ「静電気の仕組みと現象」が、12月18日(土)、同館実験室で開かれた。
「恐い静電気を楽しんでもらいたい」と、静電気が発生しやすい時期に合わせた企画。
静電気は、物体に電気がたまる現象、その場にとどまって動かない電気のことを言う。金属のドアノブに触れようとしたり、衣服のまとわり、脱いだときにバチという痛みを感じる。
実験では、中野仁学芸員が、タオルでこすって静電気を発生させた風船で水の流れを変えたり、壁や体に張り付けたりなど面白い現象を紹介。さらに、静電気発生装置「バンデグラフ」を使い、髪の毛を逆立たせたり、蛍光管を光らせ、参加者たちに静電気の仕組みユニークに解説した。