来年4月の道議選出馬を断念した共産党・花岡ユリ子道議(55)の後継として、同党市議の菊地葉子氏(59)が、12月16日(木)に記者会見を開き立候補することを表明した。
菊地氏は、宗谷管内礼文町出身。小樽潮陵高校卒業後、2003(平成15)年に小樽市議会議員に初当選し、現在2期目。4月に市議3期目に出馬する意向を示していたが、同党小樽地区委員会は、病気を理由に道議選出馬を断念した花岡氏の後継として擁立することを決めた。
この日の記者会見で、菊地氏は、「花岡道議とは市議と立場が違っても、党を支持する人、しない人から広く応援され、すごい力だと尊敬している。朝の宣伝を一緒に回り、体調を心配していたが、少し休養して体調を整えて欲しいと思う。道民の暮らしと命と健康を守るため、市議8年の実績を重ね合わせて取り組んでいきたい」と述べた。
道議選(定数3)では、現職の民主党・池田隆一(66)、自民党道民会(無所属)・八田盛茂(53)の2氏と、新人の自民党・佐藤禎洋市議(51)、無所属・佐藤聖一郎(35)の2氏が既に出馬を表明している。これに今度は菊池市議が現職の花岡後継として参戦する。
同党地区委員会では、現在、菊地市議のポストを埋めるべく、新人候補擁立に動いている。
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