小樽海上保安部(港町5・村田織彦部長)は、12月11日(土)、色内ふ頭岸壁に停泊する巡視船ほろべつに、小樽四ツ葉学園(桜3)の入園者を招待し、船上餅つきを行った。
地域支援奉仕活動の一環。海上保安友の会札樽支部と小樽海洋少年団の協力でもち米8kgを用意した。
この日は、発達した低気圧の影響で大シケとなり、巡視船は上下に大きく揺れた。招待を受けた入園者10名は、ともに体を支えながら乗船。ほろべつの相馬文良船長が、「今年もあと少し、今年を振り返りながら一生懸命餅をつきたいと思います。楽しんで下さい」と迎え、巡視船を案内した。
餅つきは、凍てつく風が吹き荒れる船上で実施。海保職員が懸命に餅をついていたが、途中から、その様子を見学していた入園者も加わり、職員と一緒に杵を持ち上げ、「よいしょ」の掛け声を出して船上餅つきを楽しんだ。
入園者たちは、早速、きな粉やおしるこに入ったつきたての餅に舌鼓を打ち、「やっぱ自分でついた餅は違う」、「美味しい」と喜んでいた。