市保健所の食品衛生立入検査 14件に改善指導


 小樽市保健所は、「小樽市食品衛生監視指導計画」に基づく立入検査の実施結果を15日(月)に発表した。
 市保健所は、市民の食の安全を確保するため、4月1日から9月30日までの半年間、飲食店、食品製造施設、食肉・魚介類の取扱施設、給食施設など延べ 3,775件の立入検査を実施。この結果、延べ14件に対し、使用する機械・器具、手指の洗浄・消毒、食品の衛生的な温度管理などについての不備事項があり、同所は改善を指導したとしている。
 また、試験検査のために食品を無償で持ち帰る収去検査の夏期一斉取締りも行った。食品製造施設や販売店から176点の食品を検体として収去し、食中毒菌などの細菌検査、添加物などの理化学検査を実施。この中から、魚介類・魚介類加工品の1検体について細菌検査での規格基準違反が判明した。これについても改善を指導した。
 平成22年度 小樽市食品衛生監視指導計画の実施結果(上半期)