函館税関小樽税関支署は、11月25日(木)、10月分の小樽港貿易概要(速報値)を発表した。
10月分の貿易総額は、輸出16億1,602万円(対前年同月比252.9%)、輸入20億5,063万円(同97.6%)で、合計36億6,665万円(同133.8%)となった。
輸出は、ロシアへの中古車輸出と中国への自動車部品輸出が好調だったことから増加となった。昨年のロシア政府の中古車関税引き上げの打撃を受け、小樽港からの輸出が激減したが、今年に入り、「日本車の需要があるからなのか」(同署)上向きだ。この結果、8ヶ月連続の増加となった。
輸入は、魚介類やとうもろこしが好調だったが、小麦やにしんの卵、繊維製品が不調で減少した。
外国貿易船入港隻数は、対前年同月で2隻減の47隻で、累計で前年比10隻減の364隻となった。
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