歴建写真付の紙袋でPR 商大生が製作


syoudai-kamibukuro.jpg 「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(マジプロ2010)」の小樽の歴史的建造物利活用班が、「観光客に歴史的魅力を深く理解してもらいたい」と、歴史的建造物の昼夜の写真と説明文をプリントした紙袋を製作し、16日(火)から運河プラザ(色内2)で配布している。
 「マジプロ」は、小樽市と小樽商科大学の連携事業の一つ。学生が、小樽の活性化をテーマに、学生の視点で課題を発見し、解決策を探ることを目的としている。
 今年度は、2年生26名が8チームに分かれ、小樽築港地区の活性化、中国・ロシアへの小樽PR戦略、中心市街地活性化イベント、小樽の歴史的建造物利活用の4課題に取り組んでいる。12月5日(日)には、最終報告会と題した市民との意見交換会を開催する。
 歴史的建造物利活用に取り組む須貝公平・古川瑞枝・本間崇史班では、「小樽観光に訪れた方に、小樽の街と歴史に関心と愛着を持っていただき、またいつか小樽に来ていただきたい」と、旧日本郵船(株)小樽支店や旧小樽倉庫、日本銀行旧小樽支店など14件の歴史的建造物の昼夜の写真と説明文をプリントした紙袋 1,500枚(40万円)を製作し、16日(火)から運河プラザで配布を始めた。
 須貝さん(2年)は、「エコバックや包装紙などにした方が良いのか検討したが、気軽に持って帰ってもらえて、その後も使ってもらえる紙袋がベストだと思った」と、12月5日(日)のマジプロ報告会やイベントなどでも配布することにしている。
 運河プラザでは、歴史的建造物のライトアップや興味のある建物など5項目のアンケートに答えると、紙袋を1枚ゲット出来る。
 また、もう一つの歴史的建造物利活用班は、11月24日(水)13:20から、色内小学校4年生を対象にした出前授業を行う。「歴史的建造物を魅力的なものにするため、まず市民へ愛着をもってもらいたい」と、オリジナル冊子と映像で小樽の歴史についての授業を開くことにしている。
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