「第3回おたる産しゃこ祭」始まる 会場に長蛇の列



syakofe1s.jpg 茹でたてのしゃこの香りが運河公園(色内3)から広がっている。11月20日(土)・21日(日)10:00~15:00の2日間、「第3回おたる産しゃこ祭」が開催中だ。
 小樽市漁業協同組合と同実行委員会の主催。小樽産しゃこの知名度アップとブランド化を目指すイベント。
 3年目の今年は、4万尾のしゃこを用意し、茹でたてしゃこ(1尾200円)、しゃこ浜なべ(1杯300円)、焼きしゃこ(1本200円)などを実演販売する。
 冬晴れの暖かい日となった初日は、イベント開始の10:00前から、茹でたてしゃこを販売する前に長蛇の列が出来た。市民や観光客たちは、「7尾下さい」、「10尾下さい」などと次々にしゃこを買い求めた。中には、4万円分(200尾)をまとめ買いする人もいたという。
 しゃこバター醤油ラーメン、しゃこパエリア、浜カレーなど、様々なしゃこ料理が提供されており、来場者たちは、園内の噴水池に腰を掛けて味比べを楽しんでいた。
 望洋台小学校の嶋田拓真くん(6)は、「焼きしゃことしゃこ浜なべを食べた。どちらも美味しいけれど、焼いたしゃこが好き」と舌鼓を打っていた。
syakofes2.jpg 今年は、小樽商業高校生が、「しゃこのイメージアップを図り、愛される小樽の海産物となるようにしたい」と、小学生が楽しみながらしゃこを学ぶイベント「しゃこ次郎からの挑戦~君はシャコをしっているか」を実施。
 ブースの中に、しゃこの名前の由来や生態、漁獲方法、漁獲量などを解説するパネルを展示し、クイズに正解した子供には、しゃこ祭の公式キャラクター「荒波しゃこ次郎」カンバッジを配布している。
 「第3回おたる産しゃこ祭」は、11月20日(土)・21日(日)10:00~15:00の2日間、運河公園で開催されている。市内飲食店22店舗が、オリジナルのしゃこ料理を店で提供するフェアは、23日(火)まで。
 第3回おたる産しゃこ祭