ダンススポーツで三世代交流 最年長88才も華麗に 



 ジュニアからシルバーまで三世代のダンサーたち180組・360人が、10月3日 (日)09:30~17:00、いなきたコミュニティセンター(稲穂5)に集まり、華麗なダンスを披露した。
 「第5回札幌圏ダンススポーツ競技大会」、「第3回おたるダンスス ポーツ競技大会」、「第3回全国ジュニアダンススポーツ・スポーツ少年団交流大会」の3大会の併催。
 「ダンススポーツによる三世代交流」小樽ダンススポーツ協会)を目的に、国体や五輪種目を視野に入れて選手の育成に努めている。昨年同様、日中友好の目的も掲げていたが、今回は中国選手団の受け入れが出来なかった。
 一般のダンス愛好者、競技者をはじめ、ジュニアからシルバーまで幅広い年代のダンサー360人が、小樽に集結。ラテンやメレンゲ、 アヤトリ、リズム体操などの種目を次々にこなし、老若男女のダンサーが手足を華麗に動かして汗を流した。
 中でも、2回目の出場となる「ケアハウス朝里温泉」チームでは、最年長88才の高齢ダンサーもいきいきとダンス。団体戦競技「メレンゲ」に出場し、日頃の練習の成果を発表し、世代を超えたダンススポーツを満喫していた。
 朝里川温泉在住の村住秀也さん(88)は、「若者たちと一緒に踊れる大会の雰囲気を楽しめた。何十年も前にも踊っていたので、その頃を思い出して踊った」と笑顔で話していた。