市内150店舗で使用出来るポイントカード「オタルンカード」の白地の旧満点カードが、2011(平成23)年9月30日で取り扱いが終了とな る。
運営する小樽ポイントカード事業協同組合(/三ツ野/篤久理事長)では、「せっかく貯めて頂いたので」と、ピンク地の新カードと交 換するか、金券として使うか、期限内での使用を呼びかけている。
オタルンカードは、市内の商店や飲食店が、マイカル小樽(現ウイングベイ小樽・築港)の開業による中心商店街への影響を懸念し、1998(平成 10)年から始めた。100円ごとに1ポイント付与する仕組みで、当初は、350ポイント(35,000円・白地カード)の満点で500円の金券 として使用出来るようになっていた。
2002(平成14)年には、同組合の財政負担軽減と販促費増を目的に、400ポイント(40,000円・ピンク地カード)で満点とする新カード への切り替えを行った。
この満点カードには、500円の金券としての利用のほか、180枚貯めるとハワイ旅行(ペア)に行けるなどの得点があり、保管する消費者も多い。 このため、顧客管理データ上の満点カードの未使用分は約13万枚もある。このうち、白地の旧満点カードは約17,000万枚も残っているという。
同組合では、10月15日(金)から、来年の9月30日までの1年間の期限をつけて、旧満点カードの新カードへの交換か、金券としての使用を呼び かけている。金券として使用する場合は、通常は500円だが、この期間中だけ100円増しの600円となる。
旧カード
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新カード
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