来年4月に引退する山田勝麿市長は、10月15日(金)、47名のダニーデン市訪問使節団員を引き連れて、任期最後の7泊9日の”修学旅行”に出発した。
ニュージーランド・ダニーデン市との姉妹都市提携30周年を記念し、10月15日(金)から23日(土)までの7泊9日で同市を訪問し、現地の記念行事に出席する。オタゴ博物館特別展や日本映画祭の出席、寿司の実演、和太鼓演奏会、市長表敬訪問などを行う。ダニーデン市のほか、クライストチャーチ市、ウェリントン市、オークランド市も回る。
団員は、山田勝麿市長、見楚谷登志市議会議長をはじめ、前田清貴市議会議員(自民党)、西條文雪・商工会議所副会頭、中松義治・同専務理事など48名。このうち、24名が専用バスで市役所から09:30に出発した。正面玄関には、市役所職員が「いってらっしゃい」と見送りに集まっていた。山田市長は、空港で集合。
市長と市議会議長、随行の市役所職員の3名分の旅費130万円(宿泊費含む)は、市が補助金を出す姉妹都市提携委員会(山田勝麿委員長)から出されている。座席はエコノミー。この3名以外は、自費となっている。
この市長の”修学旅行”に対し、市民から、「今月、山田小樽市長が長期のダニーデン出張を予定しているようですが、最近問題になっている任期終了前の慰労と思われますが、どうなのでしょうか?道議会でも議員の任期終了前の出張が問題になり、ほとんどの方々が、取りやめたと新聞報道がされましたが、小樽市長の出張はどうなのでしょうか?財政の問題もありますので、お金のかからない自費で行ってもらえないでしょうか?公費の出張には反対します。小樽市の財政を考えて行動してもらいたいと思います」とのメールが本社に寄せられている。
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