「マンドリンを通じて小樽を元気にしたい」 商大生が出張演奏


mandolin1.jpg 小樽商科大学プレクトラム・アンサンブル(吉岡明夏代表・3年)は、「マンドリンを通じて地元小樽を元気にしたい」と、市内のイベントや老人ホーム、小学校などでの出張演奏活動に取り組んでいる。

創部42年を迎えるマンドリンサークル。マンドリンは、無花果を2つに割った片方のような形をした楽器で、同サークルは、マンドリン・マンドラ・マンドセロ・クラシックギター・コントラバスの5種類で、心地よい音を奏でる。現在男子22名・女子27名の計49名で活動している。

「岩見沢の大きな会場で合同演奏会が開かれたが、お客さんよりも空いている席の方が多かった。私たちの定期演奏会には、たくさんの市民の方々が足を 運んで、マンドリンに親しんでもらいたい」(指揮者・藤沢真佑さん・3年)と、市内各所で出張演奏をすることを決めた。11月28日(日)に市民会館で開催する定期演奏会のPRを兼ねており、創部42年以来はじめて。

出張演奏は、30分から1時間程度で、要望によって昭和の歌謡曲からポップス、クラシックなど幅広いジャンルの音楽を演奏する。出演者は10人前後。特別な機材は必要なく、交通の便が悪いところについては「コントラバスを積むワゴン車を手配して頂けるとありがたい」という。

現在、「秋のみやこ市 アートストリートin都通り」への出演が決定しており、23日(木)・24日(金)の2日間、12:00~12:30と14:00~14:30の2回演奏する。FMおたるの番組にも出演が決まっている。

「山のてっぺんにいても誰も来てくれないので、自分たちが街に降りて、PRも兼ねてだけど、小樽の街にマンドリンの音色を響かせ、親しみをもってもらえるように頑張りたい」。(写真提供:小樽商科大学プレクトラム・アンサンブル)

小樽商科大学プレクトラム・アンサンブルHP
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