市内外の子供たちが、9月19日(日)、築港臨海公園前の浮き桟橋で、小樽港内で取れた魚をタモですくって手づかみする漁業体験を満喫した。
小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会(鎌田力実行委員長)の今年度の最終事業。市内の漁師の協力で集めたソイやガヤ、アブラコ、シャコなどの10種類の魚を生簀に放ち、子供たちに触れさせ、海を身近に感じてもらうことを目的としている。
三々五々と訪れた子供たちは、自分の体よりも大きなタモを持ち、生簀の中に入れ、狙った魚をすくい上げた。この魚を大型タッチプールに入れて、今度はそれを手づかみ。「よし」、「やった」の歓声が広がった。
最上の佐々木由貴ちゃん(8)は、「昨年も来て楽しかったから今年も来た。今年はシャコを取った。面白かった」。弘貴くん(6)は、「僕はシャコ」と、手づかみした魚をビニール袋に入れ喜んでいた。