盲導犬「ミーナの募金」にご協力を!ツイッターで呼びかけ


moudouken.jpg 「盲導犬へのご理解、募金箱のご協力もよろしくお願い致します」。市内最上在住の本間俊三郎さん(63)は、ミニブログ「ツイッター」で、盲導犬育成の貴重な財源となる「ミーナの募金箱」(北海道盲導犬協会)への協力を全国のユーザーに呼びかけている。
 「ミーナの募金箱」は、スーパーのレジカウンターをはじめ、病院、会社の受付などに設置されている。北海道盲導犬協会で初めて育成された盲導犬ミーナ号の愛らしい人形が、募金箱の上に座り、しっぽを振って募金を呼びかける。
 本田さんは、視覚障害者の妻・尤子さん(67)を支え、様々な活動を行っている。「全国には8,300人もの人が盲導犬を取得したいと思っているが、 1,050頭しかいない。行政でも身体障害者福祉法を創設したが、募金に頼っているのが現状。北海道盲導犬協会も資金不足で、募金が救い」と、2ヶ月前にツイッターのアカウントを開設し、国会議員や道議会議員、市議会議員などをフォローし、募金協力のダイレクトメッセージを送っている。
 「妻が途中で失明しなければ、こんなに一生懸命に活動をしなかった。この前もツイッターで募金の協力をお願いしたところ、東京から来てくれた長隆さんが、わざわざ小樽のポスフールに寄って募金してくれた。『小さな可愛い盲導犬に会って来ました』とつぶやいてくれて本当に嬉しかった」と涙を浮かべる。
 ポスフール小樽店では、1階のサービスカウンターに「ミーナの募金箱」を設置し、募金活動に精力的に取り組んでいる。今年のチアーズクラブの活動の一環としても行い、7月と8月に2回、大々的に募金呼びかけ運動を行った。
 11月14日(日)には、ウイングベイ小樽館内を同クラブが目隠しをして盲導犬と一緒に歩いて募金を呼びかけることにしている。
 @orangehouse123
 ミーナの募金箱