「第8回はしご酒大会」(北観協社交組合小樽支部・安達七郎支部長主催)が、9月15日(水)、花園繁華街で2年ぶりに開催され、参加者1,200人が、スナックやバーを5軒飲み歩き、花園の飲み街が久しぶりに賑わった。
夜の花園を活性化させようと始まったドリンクラリー。スナックやバーなど5店舗を、90分間で飲み歩くイベント。参加店の減少で昨年は中止に追い込まれたが、「参加店が少なくても、赤字になってもお客さんに楽しんでもらえれば」と2年ぶりの開催となった。
1,200人の参加者たちは、ラリーカードを手に、スタートの合図で、メイン会場のサンモール商店街から一斉にスタート。花園銀座商店街には、多くの人の波がつくられ、景気低迷で人通りが少なくなった同通りの平日の夜を賑やかにした。
今年は、65店舗のスナックやバーが参加。はしご酒初参加の店も10店舗あり、各店、つまみや土産などに工夫を凝らし、参加者たちを楽しませた。店内は、人の往来が激しく、ママや若いスタッフも店内を行ったり来たり、大忙し。参加店の中には、「はしご酒参加者」特別の飲み放題コースを設けるなど、新たな”常連さん”獲得に意欲的だった。
色内町の吉村公乃さん(64)と桜町の福田和子さん(64)は、「行ったお店が全部良かった。最後に行った店では、お座敷でゆったり飲めて良かった。各店で、お通しも色々工夫されていて面白かった。私たちのコースは最高だった。みんなで飲み歩いて本当に楽しい一日だった。はしご酒は本当に面白い」と笑顔で話していた。
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