品質向上と新製品の開発などを目的とした「後志水産加工品ブランド品評会」が、9月15日(水)、7年ぶりに復活する。
品評会は、同実行委員会(太田清一実行委員長)の主催。過去36回の歴史がある同品評会は、7年前に”マンネリ化”などを理由に中止した。地域産業である水産加工振興の一助にと復活することになった。
後志管内の15社が、にしんのおかげ、とりごぼうすりみ、わらずかすりみ、北の雪もみじ(塩たらこ、明太子)など、ここ数年で開発した新製品27品を出品する。
審査員は関係機関をはじめ、物産協会や観光協会、小樽商科大学の学生など10名。食味・食感、外観、包装・パッケージデザイ ン、ネーミング、価格、市場性、加工技術の7項目を各5点で採点し、最優秀賞ほか8商品を表彰する。
過去の品評会で最優秀賞に選ばれた寿都の山下水産の生たきしらすが、農林水産大臣賞を受賞し全国のブランドに上り詰めた例もあり、事務局の小樽市産業港湾部産業振興課では、後志管内から新たなブランド品の誕生を期待する。
品評会は、9月15日(水)13:00からグランドパーク小樽(築港)で開かれる。表彰式、は19日(日)12:00から、ウイングベイ小樽(築 港)で開催される後志収穫祭のイベント時に株式会社ホープ・ワン会議室で行われる。同イベント会場では、受賞商品の展示と即売会も予定されている。
今後は、隔年で開催を模索している。