8月15日(日)20:00~21:00、高島漁港から4,000発の花火が打ち上げられた。
「第23回高島漁港納涼花火大会」。高島地区ゆかりの故人や、新盆を迎える故人たちを偲んで毎年行われている。
毎年、大勢が会場に足を運び、高島町内は大混雑になる。今年から日程の事前告知を自粛したにも関わらず、この日を待ち焦がれた大勢の町民や市民が会場に集まり、高島漁港は人で埋まった。
夕方から夜にかけて、ステージイベントや露店などで賑わっていた漁港も、花火のBGMが流れ出ると静まり、真っ暗闇の会場に、花火が勢い良く咲いた。集まった市民から、大きな歓声が広がった。
漁港中央にある弁天島上空に、花火が次々に咲き誇り、お盆の高島の夜を彩った。漁港に投げ入れられる水中花火は、海面に色とりどりの扇形をつくり、暗闇の海上にもその姿を映した。道内一の長さと言われる約200mのナイヤガラ花火は、弁天島から左右に流れ、緑、赤と色を変え、見物客を楽しませた。
4,000発の花火がお盆の夜に舞い故人を偲んだ。北の街・小樽は、お盆が過ぎ去ると、足早に季節が移り変わる。