築港のショッピングモール「ウイングベイ小樽」から、8月末で、雑貨店「MONO COMME CA(モノコムサ)」と洋服店「SURPRISE MARKET(サプライズマーケット)」、「ベスト電器」の3店舗が撤退する。
雑貨店「MONO COMME CA(モノコムサ)」は、6番街・ポスフール小樽の2階にある。洋服の「COMME CA ISM(コムサイズム)」を経営する株式会社ファイブフォックス(東京)の系列会社。20~25歳をターゲットにした雑貨や小物を販売している。8月31 日(火)をもって閉店し、隣にある「COMME CA ISM(コムサイズム)」に商品を集約する。同社では、「MONO COMME CA(モノコムサ)」撤退後のテナントスペースに別店舗を出店する予定はないとしている。
洋服店「SURPRISE MARKET(サプライズマーケット)」は、2番街ウォールの2階にある。大人から子供までの洋服や雑貨など様々なアイテムを販売。今年5月6日から閉店SALEを行っており、8月31日(火)をもって終了し撤退する。
3番街センタープラザ・3階にある「ベスト電器ウイングベイ小樽店」も8月末に撤退することが明らかになっており、現在、完全閉店セール中。関連記事
同施設では、7月に 2番街ウォール・2階にあった雑貨・衣料店「ベルメゾンマーケット」と、3番街アウトレットタウンウォール・1階にあったレディスファッション・雑貨「ザカナカ」が撤退している。7月、8月とテナントの撤退が相次いでおり、市民からは、「中心街も大変だが、ウィングベイはさらに深刻」と不安の声が上がっている。
施設を管理・運営する小樽ベイシティ開発は、「テナントや祭事の話も来ているが、今は発表出来る状況ではない。悠長には構えていない」としている。