色内からオタモイへ抜ける塩谷街道の長橋2丁目にある浄土真宗本願寺派真正寺(上野正之住職)が、今年開基90周年を迎えた。これを記念し、8月30日(月)18:30から、市民センター・マリンホール(色内2)でコンサートを開く。
真正寺は、本願寺説教所として、1920(大正9)年に開教の許可を得、1960(昭和35)年に現在地に本堂を建立。納骨堂や会館、庫裏を新築。2003(平成15)年には、宗教法人による老人施設「ハーモニー」を開設した。
今年開基90周年を迎え、記念行事として、本堂の内陣に塗箔・天井絵・極彩工事を行った。「小樽では中々ない立派なものになった」(上野住職)と自負する。
記念行事の一環として、長橋小・中卒でバリトン歌手の小川裕二さんと、中国民族楽器・二胡奏者の姜暁艶(ジャン・ショウイェン)さんのコンサートを開く。第1部にピアノ伴奏によるバリトン独唱による「優雅な月よ(ベルリーニ)」、「踊り(ロッシーニ)」など。第2部に二胡独奏による「トルファンの葡萄」、「また君に恋してる」。第3部にバリトンと二胡による「落葉松」や「さびしいカシの木」、「さとうきび畑」などが披露される。
「真正寺開基90周年記念コンサート」は、8月30日(月)18:30から市民センター・マリンホール(色内2)で。入場料1,500円(全席自由)。問合せ:0134-22-7346
上野住職は、このコンサートに先立ち、8月25日(水)、「檀家さんだけでなく、お寺として地域にお世話になったし、市議会議員をやらせてもらって小樽市にもお世話になった」と、小樽市に30万円を寄付した。(右の写真提供:小樽市広報広聴課)