「第1回小樽堺町ゆかた提灯祭り2010」が、お盆の8月14日(土)・15日(日)の2日間で開催中だ。浴衣を着た市民や観光客が、歩行者天国の堺町通り(200m)に次々に繰出し、イベントは盛況となっている。
小樽の観光名所のひとつ堺町通りの新たな魅力を発信しようと、若手経営者たちが集まって実行委員会(武田賢一実行委員長)を作り、今年初開催。同通りにある120店舗が協力し、ロールケーキの早食い、コンサート、ゆかたコンテストなどの様々なイベントを企画。
メインのゆかたコンテストは、出世前広場のオイコラ会場で行われ、初日には、0歳から小学生までのジュニア部門に45人、中学生以上の男性部門に8人、女性部門に40人が参加した。
祖父の浴衣を仕立て直して着飾った子供や、可愛らしい髪飾りなどのアイテムをつけた女性など、参加者は優勝を目指して様々な工夫を凝らしていた。中には、アピールタイムで、歌をうたう女の子の姿もあり、審査員から「すごい良かった」、「次回からはこういったアピールも必要ね」と絶賛を受けていた。
審査員は、日本舞踊や美容などに携わる5人で、浴衣の質、自己アピール、トータルコーディネートの3項目で5点ずつ採点。
この結果、ジュニア部門は、緑町の相澤星太郎くん(6)、男性部門は、桜町の福森和千代さん(62)、女性部門は、札幌の田野エルミさん(28)が1位となった。この中から、ジュニア部門の相澤くんが総合優勝に選ばれた。
総合優勝者には、ペアディズニーランド(1泊2日・飛行機代込)かペア沖縄旅行(2泊3日)の招待券どちらかが贈られる。同コンテストは、15日(日)もある。
このほか、同通りには、クラシックカーがずらりと並び、レトロな蒔きバスも展示されている。
2日目の15日(日)は、15:00からメルヘン交差点会場で、”メルヘン感幸ライブ”が行われ、札幌を中心に活動するアーティストが演奏する。また、大物アーティストによるシークレットライブも予定されている。