多発する遊泳中の死亡事故


 小樽海上保安部(港町5・村田織彦部長)は、11日(水)、今年の7月と8月に発生した同部が管轄する石狩湾内(積丹~厚田)でのマリンレジャー事故をとりまとめた。
 8月10日現在の遊泳中の事故は9件で、死亡者は4名にも上る。昨年は1名で、今年はそれよりも4倍にもなってしまった。この遊泳中の死亡事故4件のうち2 件が、小樽の東小樽海水浴場で8月3日、銭函海水浴場で8月10日に発生。男子中学生と男子高校生の2名が死亡。また、8月3日には、銭函5の海岸でコンブ取りをしていた男性も水難事故に遭い死亡した。
 同部では、「週末のドリームビーチや石狩湾新港で防止活動をしているが、手薄になっている東小樽や銭函で死亡事故が発生した。今後さらに活動を強化していく」としている。