7月29日(木)から8月1日(日)までの4日間、小樽カントリー倶楽部(銭函3)で開催される「サン・クロレラクラシック」に出場する3選手が、27日(火)、市内の知的障害者更生施設「社会福祉法人小樽四ツ葉学園」(桜3)を訪れ、約50人の入所者と交流した。
同所を訪問したのは、薗田峻輔(20)、額賀辰徳(26)、宮里優作(30)のプロゴルファー3人。ジャパンゴルフツアー選手会(深堀圭一郎会長) が、社会貢献活動の一環として毎年行っており、昨年は、高校生プロゴルファー・石川遼選手も参加した。関連記事
四ツ葉学園では、プロ選手3人と入所者が、フリスビーを輪の中に投げ入れる「フライングディスク」ゲームで対戦。最初は真っ直ぐに投げることが出来なかった選手たちだったが、フリスビーに慣れた入所者の投げ方を見て、コツをつかみ、すぐに上達。
最終的には、プロ選手チームが勝利し、その運動神経の良さをアピールした。入所者たちは、その実力に「すごい、うまい」と驚いていた。時間が過ぎるとお互いの緊張もほぐれ、ゲームの合間に会話をしたり握手をするなど、和気藹々と交流を深めていた。最後にサイン会と記念撮影を行い、楽しいひとときを終えた。
薗田選手は、「いざフリスビーを投げてみると難しかったけれど、楽しめました。輪の中に入れることは難しく、一対一の対戦は緊張して追い詰められて楽しかった。ゴルフよりも変な緊張感があった」。
額賀選手は、「宮崎のトレーニング合宿で、リラックスのためにフリスビーをやったので、今日も試合前にリラックス出来た。初めての交流体験で、施設の方々が明るくて驚いたし、交流出来て楽しかった」。
宮里選手は、「10年ぐらい前にフリスビーをやったきりだったので、難しかった。中々真っ直ぐ飛ばない。今日、施設の方々と交流出来て、たくさんパワーをもらえた。3人で良い結果を残したい」と話していた。
◎薗田峻輔 額賀辰徳 宮里優作
◎サン・クロレラ クラシック