昨年開校100周年を迎えたことを記念して、その年の「第43回おたる潮まつり」の潮ねりこみに参加した小樽市立手宮西小学校(清水町5・木村公全校長)が、「昨年の感動をもう一度!」と、生徒と父母で約80名の梯団を作って今年も練りこむことになった。
「第44回おたる潮まつり」は、7月23日(金)から25日(日)までの3日間。祭典のメインとなる潮ねりこみは24日(土)に行われる。
同校は、昨年、100周年事業の一環として潮ねりこみに参加。全校生徒と父母約170名が、市内を練り歩いた。今年は、PTAが、全校生徒131人に対し、「今年も踊りませんか」とアンケートを取った結果、40人の賛同を得た。昨年よりも規模縮小となるが、再び参加することになった。
潮ねりこみまで4日に迫った7月20日(火)の放課後、参加する生徒と保護者が、体育館に集まり、踊りの練習会を開いた。ミス潮(ミスおたる)の高坂亜美さん(24)と本間弓理さん(22)の2人を含む「潮梯団応援キャラバン隊」が激励に同校を訪れ、子供たちと一緒に潮音頭と潮踊り唄の2曲を踊った。
子供たちは、先頭に立ったミス2人のお手本を見て、うろ覚えだった振り付けを思い出し、最後にはしっかりと踊れるようになった。
6年生の堂前彩里咲・早坂美紗・古川あゆり・芦崎仁美ちゃんの4人は、「昨年も参加したけれど、振り付けを忘れていた。ミスおたるの踊りを見て思い出すことが出来た。ミスおたるの踊りはきれいで滑らかだった。本番はミスのように美しく踊れるように頑張りたい」と熱が入る。