まちづくり助成対象事業に15団体 総額345万円


 小樽市は、2010(平成22)年度の「小樽市ふるさとまちづくり協同事業助成対象事業」を16日(金)に決定したと、20日(火)に発表した。
 同事業は、市が、”小樽ファンが支えるふるさとまちづくり”に寄せられた寄付金の一部を使い、「市民団体が取り組む個性豊かなまちづくり事業」に上限30万円以内で助成する制度。
 初年度の2009(平成19)年度は、17団体からの申請があり、このうち、学識経験者やマスコミ、経済・観光業者などの審査員7人が、13件を選び、助成金を交付した。
 今年度は、21団体から申請があった。このうち、昨年度の継続事業が8件、新規事業が13件となった。6月28日(月)に開かれた審査会で、申請した21 団体の代表者が、プレゼンテーション。各審査員は、公益性や発展性、独創性など5項目について各5点ずつ採点、この合計点で順位を決め、山田勝麿市長に報告した。
 この結果を受け、市は、上位15団体に助成金を交付することを16日(金)に決めた。15団体はこちら
 交付総額は、各団体にそれぞれ15万円から25万円までで計345万円。予算は300万円だったが45万円の増額となった。市のまちづくり推進室では、「審査会の意見を参考に助成する事業を検討した結果、300万円に収めることが出来なかった」としている。
 小樽市ふるさとまちづくり協同事業