潮まつり最終日 日本最大客船「飛鳥Ⅱ」入港 

 「第44回おたる潮まつり」の最終日・25日(日)10:00、日本最大の豪華客船「飛鳥Ⅱ」が小樽港に入港。祭りのメイン会場となっている第3号ふ頭に着岸し、会場を豪華に飾った。
 同客船は、名船「クリスタルハーモニー」を改修した日本最大の12階建の客船。総トン数50,142トン、全長241m、全幅29.6m。乗客定員720名、乗組員数360名。
 夏の北海道・サハリンクルーズで、23日(金)に横浜を出港。小樽は最初の寄港地で半日だけの滞在.。夕方には出港し、利尻、網走、コルサコフ、函館を10日間のクルーズで巡る。旅行代金は、大人一人94,000円から150,000円。
 快晴となった25日(日)、日本最大の豪華客船は、穏やかな港内をゆっくりと進み、潮まつりの中央ステージが設置されている第3号ふ頭へ。白の船体と祭りのピンクの提灯とのコントラストが際立ち、会場を訪れた市民や観光客の目を楽しませた。
 接岸時には、ステージで、天装戦隊ゴセイジャーショーが行われており、子供たちの歓声が広がっていた。YOSAKOIや潮太鼓が行われ、参加者たちは、客船の入港を歓迎するかのように、激しい演舞や打演を披露していた。
 船内からは、この祭りの様子や青空と山々、市街地が重なる眺望を楽しむ多くの乗客の姿が見られた。
 「飛鳥Ⅱ」は、17:00に出港し、利尻へ向かう。この後、9月13日(月)と9月19日(日)にも小樽に寄港する予定。