小樽市の鳥として指定されているアオバトが、7月17日(土)08:45~08:59、NHKの「さわやか自然百景」に登場する。
アオバトは、ハト目ハト科の鳩の仲間 。全長33cm。黄緑色の羽に覆われた鳥。オスは頭から胸にかけて黄色、腹はクリーム色。メスはほぼオリーブ色。海水を飲むハトとして知られている。アーオアオと鳴く。
6月上旬、本州など南から小樽に渡り、海岸に集まる。多い時で、100羽以上の群れになり、「一度にこれほど多くのアオバトを観察できるのは、日本では小樽と神奈川県の三浦半島だけです」という。張碓海岸のランドマーク恵比須島に飛来し、海水を飲み、子育てに必要なミネラル分を取る。日本野鳥の会小樽支部からの陳情を受け、1986(昭和61)年に「市の鳥」として制定された。
この「市の鳥」が、日本各地の自然や風景、生き物たちを紹介するNHKの「さわやか自然百景」で取り上げられる。アオバトの珍しい営みを支える小樽の豊かな森と海を描くとしている。
小樽市の鳥アオバトがNHKで放送されます