市立稲穂小学校のPTA(上参郷光祐会長)が、7月10日(土)13:00~15:00、サンモール一番街でPTAリサイクルバザーを行った。
2005(平成17)年の開校110周年の記念事業の資金集めのため始めた同バザー。以降は、子供たちの図書購入費のために毎年続けている。毎回、7万円から8万円程度の売上げがある。
販売するのは、同校の生徒家族の自宅に眠る衣類や家具、コミック本など様々。PTAや教師など約30人が参加し、100円から500円までの値札をつけて、訪れた市民に販売する。
「いらっしゃいませ」。「良い物はどんどん売れてますよ」。威勢良い主婦たちの掛け声がアーケードに響き、空き店舗の多い同商店街に久々の活気が甦った。
上参郷会長は、「毎年、サンモールのイベントと一緒に行っていたが、イベントが8月にずれたので、単独のバザー開催は初めて。どれくらいの売上げになるかは分からないが、もうすぐ120周年も迎えるので、そのためにも資金を集めたい」と話していた。