値上げの観光船が好評 屋形船イベントも人気


 祝津・オタモイの断崖絶壁を楽しめる海上観光船と小樽港内を遊覧する屋形船の利用料金が、今年度13年ぶりの値上げとなったが、それでも前年の利用率を超えている。屋形船は、市民が、様々な工夫を凝らしたイベントを企画しており、金・土の週末は予約が埋まっている状態だ。
 海上観光船と屋形船を運行するのは、小樽市が筆頭株主となる第3セクター・株式会社小樽観光振興公社(港町4・山田厚代表取締役)。1982(昭和57)年設立。
 観光船は、祝津地区への交通手段としての利用と、国定公園のオタモイの断崖絶壁を楽しめる海上観光の2航路。昨年よりも14%の値上がりとなったが、6月は、天候に恵まれたこともあり、昨年以上の利用率となった。yakatabune.jpg
 屋形船は、小樽港内を遊覧し、海上から小樽の街並みを眺めながら飲食を楽しむことが出来る。33%の値上げとなったが、市民による「わかもの屋語り船×小樽の中心で愛をさけぶ」、「小樽キモノDE屋形船」などのイベントが企画されており、7月と8月の金・土の予約はいっぱいだ。
 「わかもの屋語り船×小樽の中心で愛をさけぶ」は、7月10日(土)18:30出港。自慢の手料理やおすすめの店の一品を持参し、小樽の街並みを眺めながら語り合う企画。会費:3,500円。2次会の海鮮バーベキュー(会場:浅草橋パーキング)の代金も含まれている。定員40名。予約・問合せ:0134-64-5020。詳細はこちら
 「小樽キモノDE屋形船」は、9月4日(土)18:00出港。着物や浴衣を着て、小樽の酒や食事を楽しみながら、港内を巡る。会費:4500円。参加条件:20歳以上。定員30名。着物・浴衣の無料着つけも行う。予約・問合せ:kimonodeotaru@gmail.com詳細はこちら
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