社団法人小樽青年会議所(坂田理理事長)は、創立55周年の記念事業として、7月 3日(土)・4日(日)、一泊二日の「GO!GO! キャンプ 自然はみんなの宝箱!!」を、おたる自然の村(天狗山1)で実施している。約100人の子供たちが、自然と人とのふれあいを 楽しんでいる。
同所は、「次代の担い手たる指導者たらんとする責任をもった20歳から40歳までの青年の団体」。創立55周年を迎えた今年は、「郷土愛」をテーマに、 様々な事業を展開している。
サマーキャンプの開催は、5年ぶり。小学校3年から6年生までの約100人に対し、「人を思いやれる心豊かな子ども達へと成長する一助にすると共に、郷土に おいてのかけがえのない思い出づくりをしてもらう」と、参加者同士がひとつになって楽しめるプログラムを用意。
サマースクールをイメージし、坂田理事長が校長、会議所メンバーが各班の担当教諭になって子供たちをまとめ、アイスブレイク、製作体験、ペットボトルロケット、キャンプファイアーなどを次々に実施した。
アイスブレイクは、子供たちの緊張をほぐすためのコミュニケーションゲーム。各班ごとに輪をつくり、一人ひとり自己紹介。その後、「仲間を信じてバタン キュー」の合図で、後ろ向きに寄りかかる友達を、仲間たちが手を差し出して支え、新しい友達づくりを行った。
製作体験では、夕食のバーベキューに使う食器と箸を竹で作り、自然と触れ合った。ペットボトルロケットでは、コカ・コーラから寄贈された約300本のペットボトルを使って、空気圧で約50m先まで飛ばし、天狗山に大きな歓声を響かせた。
最初は緊張気味だった子供たちも、プログラムが進むにつれ、次第に仲良くなり、元気いっぱいに自然とふれあいながら、サマーキャンプを楽しんでいた。
◎「GO!GO!キャンプ 自然はみんなの宝箱!!」 開催