ウイングベイ小樽 相次ぐテナント撤退 ベスト電器 8月末閉店


bestdenki.jpg 小樽築港の大型商業施設「ウイングベイ小樽」の3番街・3階センタープラザにある「ベスト電器ウイングベイ小樽店」が、8月末に閉店し撤退する。
 株式会社ベスト電器(本社福岡市・小野浩司代表取締役社長)は、業績悪化に伴い、2012(平成24)年2月期までに、全国530の店舗のうち63店舗の不採算店舗を閉店することを今年3月に決めた。道内では、すでに岩見沢や釧路店を閉じ、札幌駅西口店も閉店準備中としている。
 「ベスト電器ウイングベイ小樽店」も、不採算店として8月末に閉店、撤退することになった。7月9日(金)から8月31日(火)まで「完全閉店売りつくしセール」を行うと、ポイントカード所有者に順次通達している。(事業再構築計画の具体的施策及び事業戦略の概要について)
zaknak.jpg 同施設のJR築港駅寄り1番街の3階と4階は、2007年から閉鎖され、テナントが埋まらない空白状態が続いている。このほかのフロアでも、ポツリポツリと空きスペースがある。ベスト電器のほか、7月中には、3番街1階のアウトレットタウンウォールにあるレディスファッション・雑貨のザカナカも閉店する。現在セール中。
 ウイングベイ小樽の相次ぐテナント撤退に、施設を所有運営する小樽ベイシティ開発は、「色々計画しているので、今閉店後の話をする段階ではない。良い方向に動けるようにしているので、決まったら報告したい」としている。
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