「海は私たちの環境を守る保護者。汚すまい大切な海」。6月27日(日)、「小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会」が、ウイングベイ小樽(築港)前の築港臨海公園前大桟橋周辺で、清掃大作戦を実施した。
同実行委は、毎年7月から9月まで、同所周辺で、ボート体験やいかだレース大会、障害者舟艇体験教室など、小樽の海を身近に感じるイベントを行っている。
清掃大作戦には、「常日頃、海を使っているので、海に感謝する」と、実行委メンバーをはじめ、小樽海洋少年団の子供たちや、水産高校、海上技術大学校の学生ボランティアなど80人が集まった。
ゴムボートやカッターボートで港内を回り、タモを使って、海に浮かぶペットボトルや発泡スチロールなどのゴミを、約250kgも拾い集めた。
平野井篤事務局長(73)は、「人が捨てたゴミが多く、市民や釣り人は海の大切さを分かっていない。今後は、市民にも理解してもらえるよう、参加者を募りたい」。
海洋少年団の木田えみ花さんと三部祥吾くん(11・天神小6年)は、「海で学んでいるからゴミを拾ってきれいにしている。発砲スチロール、木箱、ペットボトル、人が捨てたゴミが多かった」と残念そうに話していた。
同実行委は、7月17日(土)から19日(月)に「第3回・ボート天国市民舟遊び3日間」。
8月1日(日)に「第1回・市民海上大運動会&フリマ」。
8月 22日(日)に「第4回道新杯!いかだレース大会&フリマ」。
9月5日(日)に「第3回障害者舟艇体験教室」。
9月19日(日)に「第4回・漁業体験教室」を開催する。
問合せ:0134-33-1340