「最初は大海原」。「次は、小樽へいらっしゃい、いらっしゃい」。ミスおたるでもあるミス潮2人の潮音頭踊りの練習会が、6月22日(火)から始まった。練習会場の運河プラザ3番庫ギャラリー(色内2)に、小樽の祭典・潮まつり(7/23~25)の潮音頭が流れ出た。
今年のミス潮は、ミスおたるに選ばれた高坂亜美さん(24)と本間弓理さん(22)の2人。教えるのは、もちろん、同祭りのメインテーマの潮音頭と潮踊り唄の2曲を振付した藤間流扇玉会・藤間扇玉会主。
花柄模様の自前浴衣を着たミス潮は、小樽の街にふさわしい山や海、波をイメージする優雅な振り付けを覚え、音楽に合せて基礎練習。
藤間会主は、「音が入ったらちょちょんがちょんと手拍子。手はいつも親指を折るように。しなやかさは、何度もお稽古してつくようになる。あやとは違う」とアドバイス。
勤める北一硝子で潮練りこみに2回参加した高坂さんは、「今までは集団で参加していたが、今度は、先頭で踊るので、皆さんに素敵と思われるように踊らないとと思っている」。
バレエ教室で潮ふれこみに参加していた本間さんは、「振り付けに、いらっしゃいやお山、波、船という意味があったことを初めて知りました。これをイメージしながら踊って、皆さんに真似したいと思われるように頑張りたい」と笑顔で話していた。
2人は、6月25日(金)・30日(水)に運河プラザ、7月9日(金)にウイングベイ小樽、15日(木)に都通商店街で公開練習を行う。おたる潮まつり実行委員会では、市民や観光客の参加を呼びかけている。