アヅマ石油で火災訓練 「危険物安全週間」


fire-kikenbutu.jpg 小樽市消防本部は、2010(平成22)年度「危険物安全週間」(6/6~12)に併せ、6月8日(火)10:00から危険物油槽所火災防御ぎょ訓練を実施した。
 危険物施設の自主管理と危険物施設に対する火災予防対策を再認識することを目的としている。
 訓練は、日本海北部震源の地震(震度5強)の発生により、手宮1のアヅマ石油荷役サービス小樽営業所(島田隆則所長)の油槽所から火災が発生したとの想定。
 油槽所内の配管に亀裂が生じたため、従業員が応急処置作業を行った。しかし、この作業中に火災が発生し、防油提内に流出した危険物に引火、火災は拡大。防火服と断熱性に優れた耐熱服を着用した消防隊員が、放水を行って訓練を終えた。
 「危険物安全週間」は、1964(昭和39)年7月14日、東京品川区で発生した(株)宝組勝島倉庫爆発火災を契機に、1990(平成2)年に制定された。事業所での自主保安体制の確立を呼びかけ、国民の危険物に対する意識の高揚と啓発を図ることを目的に、毎年6月の第2週(日曜日から土曜日)に実施している。(写真提供:小樽市消防本部)