地球のことを考えて行動するアースディ(4/22)に併せ、おたる水族館(祝津3)は、6月5日(土)から4日(日)まで、特別展を開催する。
特別展では、小樽の海とサンゴ礁を展示し、環境の変化や食害による被害で変貌した姿を紹介。期間中の毎週日曜日には、サメや自然、トドなど、海の生き物や自然に関するスペシャリストによる特別講演を5回開く。
6月6日(日)は、特別講演「サメのよもやま話」。サメの世界で知らない人はいない仲谷一宏・水産学博士(北大名誉教授)を講師に迎える。世界的なサメ博士が、サメの世界を紹介する。重さ100kg・体長2mのネズミザメの公開解剖を行う。http://www.otaru-aq.jp /earthday1.html
12日(日)は、「自然のメッセージを聴く」。行動派地球学者・小野有五・北大大学院地球環境科学研究科教授が、自然保護の重要性わかりやすく解説する。http://blog.otaru-aq.jp/?s=8263
20日(日)は、「海獣時事放談」。日本の鰭脚類研究の第一人者の和田一雄海獣博士とアースデイEZO2010の藤田尚夫実行委員長が、世界では絶滅危惧種とされるトドや、オットセイ、アザラシの現実を紹介。http://www.otaru-aq.jp/earthday2.html
27日(日)は、「水族館が未来をつくる」。カリスマ水族館プロデューサー・中村元氏が、水族館、日本人、北海道の印象について話す。http://www.otaru-aq.jp/earthday3.html
7月4日(日)は、「撮影を通じて感じた北海道の自然」。自然写真家の倉沢栄一氏が、自身の作品を紹介しながら語る。http://www.otaru-aq.jp/earthday4.html
講演は、いずれも13:30~15:00。無料。ただし、入館料(大人1,300円・小中学生530円・3歳以上の幼児210円)が必要。申し込みは、①氏名、②電話番号、③参加希望講演名、④参加人数を記載の上、メール(earthday@otaru-aq.jp)で。「サメのよもやま話」は定員で募集締切。
特別講演のほか、水族館の海獣公演防波堤から出発し、水族館の前に広がる海を見ながら地球のことを考える「祝津の海プチクルーズ」も企画している。6月 19日(土)から28日(日)11:00~14:00まで。1日4回。所要時間30分。料金は、入館料のほか別途1,000円が必要。