天狗山に電飾オブジェ「ハート・イルミ」が登場。小樽市街の夜景を背景に、淡いピンク色のハートが浮かび上がり、若いカップルの記念撮影スポットとして話題を呼んでいる。
「ハート・イルミ」は、小樽クリスマス・シンボル実行委員会(赤間元実行委員長)が、約80万円で製作。高さ2m90cm・幅3mで、ピンクと淡い紫の電飾が煌くハート型のオブジェ。昨年の「小樽ロングクリスマス2009」に合わせ、堺町メルヘン交差点に設置したもの。
同実行委は、雪解け時期を迎え、オブジェが汚れるため、倉庫で保管していた。せっかく作ったのだからと、天狗山ロープウェイを運営する中央バス観光商事に、夜景観光で賑わう山頂に設置して欲しいと要望。
同社は、この要望を受け、13日(木)から、天狗山山頂の天狗桜横に設置した。すると、観光客たちが、次から次と、ハート・イルミの前で夜景を背景に記念撮影。「若い人も年配の方も、たくさんの方々が夜景をバックに写真を撮ってくれている」。
小樽天狗山ロープウエイ・展望台は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(仏語版)で一つ星として掲載された。同所からの夜景は、北海道夜景の一つにも選ばれている。
「天狗山山頂の天狗桜横に、新しいデートスポットとして『ハート・イルミ』を設置しました。小樽市街をバックに、記念写真はいかがですか。また、夜になりますと、ハートが電飾で飾られますのでロマンチックな雰囲気、抜群です」(同社)。(写真提供:天狗山ロープウェイ)
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